マットレスは高反発と低反発どちらがいいのか?

マットレスは高反発と低反発どちらがいいのか?

マットレス選びをしていて、高反発と低反発のどちらがいいんだろうと悩んだことはありませんか。こちらの記事ではマットレスにおける高反発と低反発の違いを解説し、どちらがいいのかを説明していきます。

結論

最初に結論を言ってしまえば、「好みによる。人による。」になります。低反発でも高反発でも、人によって寝やすい。とか好みだ。とか、逆に硬いや沈みすぎるなど、感想は異なってきますので、色々試してみて、ご自身の好みを探すのが一番良いです。

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結論はお伝えしてしまいましたが、一般論としてどちらがいいのかはありますので、開設をしていきます。

反発性と硬さの関係

まずよく間違った認識をされるものとして、反発性と硬さがあります。反発性は押したときにどのくらいの勢いで返ってくるか。硬さは押したときにどのくらい沈むのか。というものです、一般的に硬いマットレスのほうが反発性が高く、柔らかいマットレスのほうが反発性は低くなりますが、この2つは完全に相関するものではなく、硬いけど低反発なもの。柔らかいけど高反発なもの。もあります。

よく「硬い方が寝返りがしやすい」といった記事やコメントを見ますが、寝返りは基本的には反発性が高いかどうかで決まりますので、少し間違った認識になっています(完全に間違ってるわけではありませんが)。高反発か低反発かを考える際は、まずは反発性について考えるのか、硬さについて考えるのか分けてみてください。

高反発と低反発の違いやメリット・デメリット

世の中にはいろんな反発性のマットレスがあり、それぞれ一長一短でメリット・デメリットがあります。

高反発の特徴

・硬めの作りになることが多い。
・寝返りがしやすい。
・体を支えられる感覚になりやすい。
・(硬い傾向があるので)体圧分散性は劣る
・(素材の密度が上がる傾向があるので)価格が高くなりやすい

低反発のメリット

・柔らかめの作りになることが多い。
・柔らかく、包みこまれるような寝心地
・体圧分散に優れる。
・寝返りはしにくくなる。
・価格が安くなりやすい。

高反発のマットレスは反発性が高いため寝返りの際に補助されてるようになり、寝返りが打ちやすくなります。反面、固くなりやすいため体が当たる面積が小さくなり体圧分散性が劣ってしまうというデメリットがあります。逆に低反発のマットレスは、じわっと沈んで「包みこまれるような寝心地」で気持ちいいと感じやすく、体圧分散性も優れるので、体の何処か一箇所に体重が偏って負担がかかってしまうことは少なくなります。その反面、沈む上に反発による補助が少ないので寝返りはしにくくなります。

高反発と低反発のそれぞれの代表的な素材やメーカー

高反発のマットレスの場合、コイル系、ファイバー系、ウレタン系とさまざまな素材で作られます。コイル系だと海外のシーリーさんやサータさん、国内だとフランスベッドさんやネット販売のNELLさん、ファイバー系だとエアウィーブさん、ウレタン系だとコアラマットレスさんや西川さんのムアツシリーズなどがあげられます。この素材を使っているから高反発ということはなく、どのマットレスも独自の素材を使ったり、複数の素材を組み合わせて作っているので、各商品の反発性などを確認してから選ばれるといいと思います。

低反発のマットレスの場合、ほとんどがウレタン系になると思います。有名なところでいうとトゥルースリーパーさんなどでしょうか。ウレタンという素材は加工の仕方により、硬さや反発性や分厚さを変えることができるので、低反発のマットレスはウレタンが使われる傾向が多いです。コイル系だと金属なので、反発性を下げようと思っても限界があります。

 

マットレスに必要な機能

高反発か低反発かを考えるにあたって、それぞれの素材の特徴を理解すること以上に、そもそもいい睡眠をとるためにマットレスに求める機能は何なのかを考える必要があります。当たり前ですが、睡眠は体を休め、回復するためにとるものです。体の回復は自律神経からセロトニンというホルモン物質が分泌され体内で働く事によって達成されます。
この自律神経は体が曲がっていると活躍しにくくなるので、真っ直ぐな態勢で寝ることができると、いい睡眠につながります。この真っ直ぐな姿勢で寝ることを「理想の寝姿勢」と呼ぶことが多いです。

また、体を休めたいのですから、基本的には動かないほうが休めることになります。しかし、ずっと同じ姿勢で寝ていると特定の場所が圧迫され血流が悪くなってしまったり、凝りにつながったりするので、人間は自然と1日20-30回の寝返りを打ちます。おきているときに20回程度連続でゴロゴロしてみるとわかりますが、意外と疲れます。体力を回復するために寝ているのに自然と疲れることをしているという矛盾ですね。そのため、この寝返りで体力を使わないかが重要になります。

 

結論は高反発がおすすめ

理想の寝姿勢を保つ力と寝返りをサポートする力が重要ということがわかりました。この2つは沈み込みやすい低反発マットレスでは難しく、高反発のマットレスのほうが機能として備わっています。低反発のマットレスのほうが気持ちよく入眠しやすかったり、メーカーさんによってはそもそも「寝返りがいらないマットレス」をコンセプトに作られていたりもしますので、一概に低反発がダメというわけではありませんが、一般論で言えば高反発のマットレスのほうがいいとおもいます。

腰痛と反発性

よく、「高反発のマットレスのほうが腰痛がおきない」や、「硬いマットレスのほうが腰痛になりにくい。」という人を見かけますが、反発性と腰痛の関係は一概に言えるものではありません。人それぞれ体系が異なり、腰痛の方はそれぞれの原因があります。低反発のマットレスで腰痛が治った方もいれば、高反発のマットレスで腰痛が治った方もいると思いますので、腰痛だから高反発がいいといった考え方でマットレスを選ぶと間違ってしまうかもしれません。

大切なのは各マットレスの違いを理解して、選ぶことだと思います。

ウェクセルマットレスはこだわりのポケットコイルと波型のプロファイルウレタンをつかうことで、反発性があり寝返りがしやすい上、適度な沈み込みで気持ちいい寝心地になっています。ご自身にあうマットレスがどうかはやはり寝てみないとわかりません。ウェクセルマットレスは120日無料返品サポートもご用意していますので、是非お試しください。