マットレスを長く使っていくためには、メンテナンスをおこなうことが重要になります。とくにカビ対策は重要です。せっかく高いお金を払ってマットレスを買ったのに、カビが生えてしまったら気持ちも残念ですし、衛生的にもよくないので定期的にお手入れをしていきましょう。
正しくお手入れをすることで、カビ対策だけではなく、ヘタリ防止に繋がり、最初の寝心地を長く保つことができます。
結論
定期的にマットレスのメンテナンスはローテーションと通気性の確保になります。
ローテーションはマットレスの上下や裏表を定期的に変えること、通気性の確保は床についている面から湿気を逃がすことになります。
なぜ、マットレスにお手入れが必要なのか?
マットレスは寝るだけなのでお手入れなんていらないって思う方もたくさんいるかもしれません。実際、買ってからずっと置きっぱなしにしている人もいらっしゃるでしょう。マットレスをお手入れせずに置きっぱなしで寝ていると、カビが生えるリスクが有ることと特定の場所だけを使用することになり、ヘタリが早くなってしまいマットレスの寿命が短くなってしまうということがあります。
カビが発生する原因
温度
カビは20-30度の気温を好むと言われています。一方、人が質の高い睡眠をとるためには季節にもよりますが20-25度が最適になります。快適な睡眠のための温度管理をするとカビに対してもいい条件になってしまうので、他の湿度と汚れの対策をすることでカビ対策をしていきましょう。
湿度
カビは湿度が高い場所を好むと言われています。湿度60%を超えると活発化し、70%を超えると繁殖をし始めるそうです。一方で人が快適に眠れる湿度は50%前後と言われているので、大丈夫かと思われるかもしれませんが、マットレスは使用しているうちに湿度を吸収し、更にマットレスの底(床との接触面)のほうに溜まっていきます。そのため、マットレスと床やベッドフレームとの接触面は湿度が高くなりカビが発生する原因となります。
汚れ
カビはホコリや人から出る皮脂やフケなどの汚れを栄養源とします。マットレスに付着した汚れはカビを元気にさせてしまうので、シーツや布団カバーを定期的に選択肢、きれいな状態を保ちましょう。
カビ対策のお手入れ方法
カビ発生の原因は温度・湿度・汚れになりますが、一番気をつけるべきは湿度になります。湿度は目に見えない上、マットレスはどうしても湿度が溜まりやすくなるので対策をしていきましょう。
カビ対策のお手入れ方法
カビの発生原因は温度湿度汚れになりますが、この3つを対策していくためのマットレスのお手入れ方法を見ていきましょう。
壁に立てかける
一番理想のメンテナンス方法は定期的に壁に立てかけることです。できれば月に1回、少なくても3ヶ月に1回程度マットレスを壁に立てかけてマットレスの底を空気に触れさせてください。底に溜まった湿気がなくなることでカビ対策に繋がります。また、湿気が減ることでマットレス自体も傷みにくくなるのでオススメです。
すのこ状のベッドフレームや土台を使う
マットレスが重かったり、部屋の形の都合、頻繁に壁に立てかけられない人もいると思いますし、めんどくさいという方もいらっしゃると思います。その際は、マットレスを乗せる面がすのこ状になっているベッドフレームやマットレスの土台を使うと湿気が溜まりにくくなるのでカビ対策になります。
除湿マット
ベッドフレームは大きくて邪魔だし、引っ越しのときに面倒であったり、小さい子がいるので高さを出したくないという方もいらっしゃるので、そのときは除湿マットがオススメです。マットレス、除湿マットなどで検索すれば色んな商品が出てきますのでカビ対策に導入してみてください。
ただ、すのこ状のベッドフレームを使ったり、除湿マットを使っても、完全に湿気対策が出来るわけではありませんし、置きっぱなしにしているとどうしても汚れが溜まってきてカビの発生の原因になってしまいます。
1ヶ月に一回は壁に立てかけることが一番オススメになります。1ヶ月ではなくても、部屋をしっかり掃除する際にはマットレスを立てかけ、床やベッドフレームまで掃除をしましょう。
定期的にマットレスを立てかけるお手入れができるのであれば、床に直接マットレスを置いても大きな問題はありません。ベッドフレームって邪魔なんだよな。と思っている方は、除湿マットを買って、その上にマットレスを置き、定期的に立てかけるお手入れをするといいでしょう。
カビ対策とともにローテーションも
長くマットレス本来の寝心地を保つためにローテーションも重要になります。ローテーションとはマットレスの上下や裏表(両面仕様の場合に限る)を定期的にかえることです。ずっと同じ向きでマットレスを置いて寝ていると、自然とマットレスの中の同じ場所で寝ることになり、マットレスの一部に負荷が偏ってしまいます。これにより、特定の場所、特に腰や肩の部分だけヘタってしまって買い替えなければいけなくなることがあります。ローテーションすることでマットレスへの負荷を均一にして、長く使用できるようにしましょう。
具体的なやり方は簡単で、上下や裏表を1ヶ月から3ヶ月に1回変更するだけです。何度もやっていると、前回どっちにひっくり返したかわからなくなるので、マットレスに印をつけておくと分かりやすくなります。
せっかくマットレスを移動させるので、一度壁に立てかけて湿気を逃がし、掃除をしたた後に向きを変えるとカビ対策と耐久性対策の2つが同時にでき一石二鳥になります。
抗菌・制ウイルス・抗カビ加工のウェクセルマットレス
ウェクセルマットレスは素材の細部まで拘り作られています。上面と横面の記事はデオファクター加工がされた生地を使っていて、抗菌・制ウイルス・抗カビのSEKマークを取得しています。カビやウイルスが繁殖しにくい素材を使っていますので、衛生的で清潔な睡眠環境になります。
マットレスのカビやウイルスが気になる方は120日無料返品サポートもご用意していますので、是非お試しください。
※カビの発生を保証しないものではありません。記事に記載の通り、寝室の環境やお手入れの有無などでカビが発生する可能性はございます。